『信用取引評価損益率』を使って、ベストな投資タイミングを見つける方法

cancun-1235489_640

こんにちは。「投資の教養」の紫垣英昭です。

今回の記事は、『信用取引評価損益率を使って、ベストな投資タイミングを見つける方法』です。
この方法は僕がずっと相場の天井(ピーク)と、大底(ボトム)を見極めるために使っている手法でもっとも信頼している指標です。

前回、『裁定取引の裁定取引残高を使って、売買タイミングを知る方法』をお伝えしましたが、今回の『信用取引評価損益率を使って、ベストな投資タイミングを見つける方法』と併用していただければさらにその精度は高まるはずです。

また、僕がやっている『超実践的 急騰株短期売買で成功するための7ステップ無料通信講座』を併用して学習していただければ、2週間後には飛躍的に株式投資の知識が高まるはずですので、今のうちに登録していおいてください!

http://www.toushi-ryugi.jp/lp/

では、はじめていきたいと思います。

 

1.このスキルを使うには、まず「信用取引の歴史」から見ていく必要がある。

多分、多くの方は「信用取引評価損益率って、どういう意味?」と思っていることでしょう。「評価損益率」は、「信用取引」に参加している投資家の状態がどうなっているか?ということを「数値化」し、「グラフ化」したものが「信用取引評価損益率」として表されます。

それを理解するには、まず「信用取引の歴史」から見ていく必要があります。

 

1-1 「信用取引」と、「現物取引」の違い

株式取引には大きく分けて2つの取引手法があります。ひとつは「現物取引」、そしてもうひとつが「信用取引」です。
「現物取引」とは、その言葉通り、「お金を支払って、株を買う」ことです。したがって「現物取引」は、“買い⇒売り”の関係しか存在しません。

「信用取引」は、あなたが持っている現金や株券を証拠金という形で担保として証券会社に預け入れ、そして証券会社からお金を借りて株式を買うことが可能となり、現物取引同様、“買い⇒売り”の関係になります。また「現物取引」では、“買い⇒売り”の関係しか存在しませんが、「信用取引」では、証券会社から株式を借りて売りから入ることが可能です。これを「空売り」といい“空売り⇒買戻し”という関係も存在します。

信用取引についての詳しい情報について、以下の記事をぜひ読んでみてください。

『株の信用取引制度の“絶対活用法”とは』

 

1-2 信用取引が存在する理由とは

ではなぜ「信用取引」という制度が存在するのでしょうか?それは戦後の証券市場再開まで遡ることになります。

戦後、GHQの管理下のもと、1949年5月16日から株式市場が再開されました。
当時は、それまで当たり前に行われ、取引の主流であった「先物取引」に対し「禁止条項」が付けられました。
しかしその後、株式市場が低迷したのをきっかけとして、市場に流動性を供給する議論が活発化し、1951年6月から、米国のマージン取引をモデルとした「信用取引制度」が始まったのです。これにより、株式市場の取引に厚みが増し、証券取引所の役割として機能することになります。

東証

(出所:日本取引所グループ)

 

1-3 金融市場には“流動性”が不可欠

ではなぜ、株式取引などの金融市場には“流動性”が不可欠なのでしょうか?当たり前ですが、市場に流動性を供給することで「売り買い」による偏りを緩和する機能が働くからです。

たとえば、株を買いたい人ばかりで、売り手がいなければ、値段がどんどん吊り上り、株式を買うことができなくなります。また逆に、売りたい人ばかりで、買い手がいなければ、市場は崩壊してしまいます。

このように、株式市場でも、FX市場でも、商品市場でも“流動性”が担保されなければ、健全な金融市場は成立しません。それだけ市場にとって“流動性”は不可欠なものなのです。

 

1-4 “流動性”が増した信用取引参加者の“損益状況”が「信用取引評価損益率」なのです。

「信用取引」は、資金や株券を担保に証券会社から資金や株券を借りて、持っている担保以上の設定枠内で取引が可能となる取引です。現在では、委託保証金率が30%以上という規定になっていることがほとんどなので、担保の3倍程度の取引が可能です。

≪委託保証金率の計算方法≫

信用取引では「委託保証金率」というものがあります。
2016年8月現在では、30%以上という規定になっています。

たとえば、100万円の約定代金の取引をしようとした場合、
100万円×30%=30万円以上の担保が必要になるということです。

この計算でいけば、仮に100万円を担保として差し入れれば、
約300万円までの取引が可能ということになります。

 

「信用取引」に参加している投資家すべてが、資金枠いっぱいの3倍の取引を行っているわけではありませんが、必然的に売買枠が多く設定されているので、担保以上の取引をしている投資家が多くなる傾向になります。

もし株式相場が活況になれば、信用取引に参加している投資家は含み益が多くなることになるので、「評価損益率」は限りなくプラスに近づきます。反対に株式相場が下がり続ければ、含み損を抱える投資家が多くなることから、「評価損益率」はマイナスになることになります。

つまり「信用取引評価損益率」は、株式市場が過熱しているのか、冷めているのかのバロメータとして使えるのです。

相場が“過熱”しているなら、「そろそろ株を売った方が良い」という判断になり、反対に相場が“冷めている”なら「そろそろ買い場だろう」という判断になり、この「信用取引評価損益率」は、僕の経験上、バツグンの精度を誇っているのです。

 

2.『信用取引評価損益率』を使って、株価の予測を立ててみる。

ではこれから『信用取引評価損益率』を使って、株価の予測を立てるための方法を解説していきます。

この方法を習得すれば、投資成績は格段に飛躍すると思いますので、しっかり覚えるようにしてください。

まずは、『信用取引評価損益率』を確認するサイトからご紹介します。

 

2-1 『信用取引評価損益率』はここで確認する

では、『信用取引評価損益率』を確認するためのサイトをご紹介します。

【トレーダーズウェブ】

このサイトは、情報量も多く僕も良く使うサイトです。

以下のURLで、『信用取引評価損益率』がどのように推移しているかが確認できます。
http://www.traders.co.jp/margin/transition/transition.asp

 

「トレーダーズウェブ」のトップ(http://www.traders.co.jp/

メニューの「信用取引」

「信用残の推移」

で、以下のページが表示されます。

トレーダーズ

(出所:トレーダーズウェブ)
上記の「赤枠」で表示させているところが、評価損益の推移になります。この数字の意味、活用方法はこの後にお伝えしますので、まずは確認方法を覚えてください。

『信用取引評価損益率』は、週1回金曜日に発表されます。

 

2-2  『信用取引評価損益率』をグラフで見る

【GCハロー】

数字の羅列だけではイメージが掴みにくいと思いますので、「GCハロー」のサイトで、グラフで確認してみましょう。

まずは、ヤフーでもグーグルでもOKなので、どちらかを表示させてください。そして検索ウィンドウに、「指標コード一覧」と入力してクリックしてください。

指標コード

一番上に表示された「指標コード一覧」をクリックしてください。クリックすると、以下のようなサイトが表示されます。

GC

(出所:ゴールデンチャート社)

このサイトは「ゴールデンチャート社」が無料で公開しているサイトです。
海外の株式市場や、経済指標、先物市場、業種別のチャートなど、国内外のあらゆるチャートをインターネットで公開していて、とても役立ちますので、「お気に入り」に入れておくことをオススメします。
次に上記の「指標コード一覧」から、下にスクロールしていくと、『二市場信用残高(週ベース)』という項目が見つかると思います。

この『二市場信用残高(週ベース)』の「0416評価損率」をクリックしてください。

二市場信用

(出所:ゴールデンチャート社)

すると以下のような画面が表示されます。

今

(出所:ゴールデンチャート社)

できるだけ長い期間で見たいので、グラフ下の「赤い枠」で表示しているように、表示期間の「1」をクリックしてください。
すると最大期間で表示されます。

二市場信用グラフ

(出所:ゴールデンチャート社)

ただ数字やグラフの意味が理解できないと、ツールとして使うことができませんので、この数字をどう使えばよいのかということについて解説していきます。

 

3.『信用取引評価損益率』の数字の意味を理解する

ではこれから『信用取引評価損益率』の数字の意味を解説していきます。

 

3-1 『信用取引評価損益率』は、買い建玉金額の含み損を表している

『信用取引評価損益率』の数字は、今現在、信用取引を行っている“買い建玉金額”(買いポジションの総額)が、どのくらいの“含み損”を抱ええているかを数値やグラフで表したものです。

たとえば、“買い建玉金額”が、100億円あったとした場合、信用取引での“買い建玉金額”の含み損が10億円だった場合、『信用取引評価損益率』は、マイナス10%という計算になります。

不思議に思われると思いますが、『信用取引評価損益率』は通常、マイナスであることがほとんどです。

理由は、一般的に利益確定より、含み損を抱える投資家が圧倒的に多く、含み損が解消されるまで株式を保有する傾向が強いからだと思われます。

やはり、株式取引では、資金管理が重要だというのは、この数字をみても明らかだということでしょう。

資金管理については、以下の記事でとても大切なことをお伝えしています。ぜひ、読んでいただきたいと思います。

『損切りの目安を明確にするだけで、知らないうちに儲かってしまう不思議!?』
『投資資金を120%増加させるための、 損切りラインの決め方』

 

3-2 『信用取引評価損益率』は、マイナス5%~マイナス20%程度の範囲で動く

ではいよいよ『信用取引評価損益率』を使って、ベストな投資タイミングを見つける方法をお伝えしていきます。

先ほど、「この信用取引評価損益率は通常、マイナスであることがほとんどです。」とお伝えしましたが実はその範囲も概ね決まっているということです。

それは、「マイナス5%~マイナス20%程度の範囲で動く」ということです。このことは絶対に覚えておいてください。

以下の図をご覧ください。

グラフ3

(出所:ゴールデンチャート社)

マイナス5%~マイナス20%の範囲を「赤線」で表示させましたが、ほとんどのケースでこの範囲で動いていることがわかります。

(注意)ゴールデンチャート社のグラフは、プラスマイナスが逆に表示されています。赤線の枠内は「マイナス」で、ゼロ%ラインより上は、プラスになります。

リーマンショックや、アベノミクス相場など、相場が行過ぎた環境ではこの範囲を超えることはありますが、そのようなことはたびたび起こることではありません。また、『信用取引評価損益率』が、ゼロのラインを超えて、プラス圏に入ったことは、2000年以降、2度しか存在しません。

それだけ『信用取引評価損益率』がプラス圏になるということは、稀なことなのです。

 

3-3 マイナス5%前後で「売り」を考え、マイナス20%前後では「買い」を考える

実は、株式相場の代表的な株価指数である日経平均株価と、信用取引評価損益率の二つの指標には、それ相応の相関関係が存在しています。このことは、個人投資家の間では、あまり知られていない事実なのです。僕は中期的な相場の見通しや、投資戦略を考えるとき、この二つの相関関係を必ずチェックしています。

下の画像はその相関を表したグラフです。白のラインが日経平均株価、オレンジのラインが、信用取引評価損益率です。
概ね、信用取引評価損益率がマイナス20%レベルになれば、日経平均株価が底値になっており、マイナス5%前後では、日経平均株価がピークの状態にあることがお分かりいただけると思います。

1

(出所:Bloomberg)

もちろん相場の局面によって多少のズレは生じますが、長年この二つの相関関係を見てきた経験上、かなりこの精度は高いということです。

 

3-4 この相関を使って、投資戦略を考える

では最後に、僕が『信用取引評価損益率』を使って、どのようにベストな投資タイミングを見つけているかをお伝えしていきます。

≪基本的な「買い」投資戦略≫

1.信用取引評価損益率が、15%前後に入ってきた段階で、主力銘柄(日本を代表する企業)を買う準備をしていきます。

2.主力銘柄で比較的業績が好調なものを50銘柄ほどピックアップします。

3..信用取引評価損益率が、20%に近づいてくると、主力銘柄は下がる傾向が強まるので、下がっている過程で、何回かに分けて「買い」を入れる。

4.半年から1年程度の時間をかけて、値上がりを待つ。

 

 

ノートテキスト≪基本的な「売り」投資戦略≫

1.信用取引評価損益率が、7%前後に入ってきた段階で、主力銘柄(日本を代表する企業)の空売り準備をしていきます。

2.主力銘柄を、テクニカルチャートで、高値付近にありそうなものを50銘柄ほどピックアップします。

3..信用取引評価損益率が、5%に近づいてくると、主力銘柄は相場のピークを付けやすくなる傾向になるので、順次、空売りを実行する。

4.半年をメドに、空売りポジションの利益確定を実行する。

これが僕がいつも行っている『信用取引評価損益率』を使った基本的な投資戦略です。

かなり効果が高いと思いますので、ぜひあなたの投資戦略のひとつに組み込んでみてください。

 

 

まとめ

『信用取引評価損益率』を使った相場観測手法は、一般的な個別株のテクニカル指標とは大きく異なります。

個別株のテクニカル指標を見ている個人投資家は非常に多いのですが、それだけでは相場がどんな状況なのかを特定するにはかなり難しく、間違いが頻繁に起こります。したがって、個別株のテクニカル指標では分からない状況を、この『信用取引評価損益率』を使って相場のピーク、ボトムを予測し、収益に変えていくのが今回お伝えした内容なのです。

とても精度が高く効果的なので、ぜひこの手法を覚えてください。

僕がやっている『超実践的 急騰株短期売買で成功するための7ステップ無料通信講座』を併用して学習していただければ、2週間後には飛躍的に株式投資の知識が高まるはずですので、今のうちに登録していおいてください!

http://www.toushi-ryugi.jp/lp/

それと、「個人投資家として生活するために」という視点で音声を公開しています。これまでに公開した音声は以下になりますので、まだ聞いていない人には強くオススメします。

『個人投資家として生活するための「在り方」とは』

『個人投資家として生活するために、絶対に必要な目標設定』

『投資家として生活するためには、元本を守るという視点を持つ』

『投資家として生活するために、“小さな成功”を積み重ねること』

 

紫垣英昭

 

現在3875人が実践!なぜ、この“無料”通信講座の参加者は、たったの9ヶ月で1億2000万円もの利益を手にしているのか?

sigaki-lp

あなたは信じないかもしれないですが、これは本当の話です。

この「無料通信講座」に参加した方は、実際に9ヶ月間で1億2000万円以上もの大金を株式投資で稼ぎ出しました。

1億円以上を稼いだ方は4名、数百万、数千万レベルでは、おそらく800人は超えていると思います。その多くは、投資経験が浅い方ばかりです。

ではなぜ多くの方は、それだけの利益を手にできたのでしょうか?

それは、“ある現象”に集中したからなのです…

今回の「超実践的 急騰株短期売買で成功するための7ステップ」無料通信講座では、 メール、PDF、動画で、初心者でもすぐに理解できる内容を、16日間“完全無料”でお届けします。

今すぐ、下記のボタンより、ご登録ください。


ご注意ください

当サイトの提供しているコンテンツの投資対象や投資手法は元本や利益を保証するものではな く、相場の変動や金利差により損失が生じる場合がございます。投資対象や取引の仕組およびリスクについて十分ご理解の上、お客様ご自身の判断と責任におい てお取引いただきますようお願い申し上げます。信用取引、外国為替証拠金取引、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、商品先物取引などの保証金・証 拠金設定のある投資対象については、お客様がお預けになった保証金・証拠金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金・証拠金以上の損失が出る可能性がご ざいます。また外国為替証拠金取引の取引レートには売値と買値に差が生じます。 (※外国為替証拠金取引の取引レートには通貨毎に売付価格と買付価格に差額(スプレッド)があります)

免責事項

当サイトで提供しているコンテンツは、作成時点で得られる情報を元に、細心の注意を払って作 成しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。また、株式投資等の知識向上、学習のための参考となる情報の提供を目的としたもので、 特定の銘柄や投資対象や、特定の投資行動、運用手法を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。なお、投資によって発生する損益は、すべて投資家の皆様へ帰属します。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(オープンエデュケーション株 式会社)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承下さい。また、当サイトのコンテンツのすべての情報について当社(オープンエデュケーション株式会社)の許可なく転載・ 掲載することを禁じます。

この記事をかいた人

紫垣 英昭

投資家 / オープンエデュケーション株式会社代表取締役。1964年大阪生まれ。甲子園出場経験者。大学卒業後、証券会社に勤務し、事業法人、金融法人営業、自己売買部門を担当。証券会社退職後、株式投資をはじめ、 日経225先物、FX等の売買指導を行い、個人投資家から絶大なる信頼を得ている。証券会社時代に培ったスキルを投資初心者でも理解できるよう売買指導を行い、今では3000人以上の受講生を抱え、「真に自立できる個人投資家」を輩出するために積極的に活動している。著書に『初心者でもがっぽり儲かる大化け「低位株」投資法』(幻冬舎)『億を稼ぐ投資法則』(ユウメディア)『少額資金で儲ける株ゴー ルデンルール』(ユウメディア)がある。