株初心者も狙い目!新型コロナ相場で株価急騰した低位株10銘柄チャート解説

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

2020年3月中旬以降の新型コロナ相場では、さまざまな銘柄が急騰・反発していますが、株価が500円未満の低位株には目立った急騰が相次いでいます。

新型コロナ相場では、財政出動で市中に出回ったマネーが株式市場に流れていることから株高になっていると指摘されますが、低位株ではその動きが顕著となっています。

低位株投資は、少ない資金から始められることから、株式投資初心者でも比較的取り組みやすい投資法です。

今回は、低位株投資に関するリスクやメリットについて解説した上で、新型コロナ相場で特に大きく急騰している代表的な低位株10銘柄についてチャート付きで解説していきます。

この記事を読んで得られること関連記事
  • 低位株とは何か、なぜ低位株になるのかがわかる
  • 低位株のメリット、デメリットがわかる
  • 新型コロナ相場で株価が急騰した銘柄の値動きがチャートでわかる

1.新型コロナ相場では低位株が急騰している

新型コロナ相場では、500円未満の低位株に資金流入が相次いでいます。

1-1 そもそも低位株とは?

低位株とは、500円未満の価格帯となっている銘柄を指します。

ある銘柄が低位株となる理由はさまざまですが、多くの低位株は何らかのネガティブな理由によって株価が下落することによって低位株となります。

ポジティブな材料である株式分割を行うことによって、株価が小さくなり低位株となるパターンもありますが、これは非常に稀なパターンと考えてよいでしょう。

株価が低位株水準(500円未満)まで売られてしまうということは、業績の大幅な低迷など、相当に大きなネガティブ材料がある場合が大半です。

そもそも、業績が良好な銘柄や成長が期待される銘柄が、低位株領域まで売られることはありません。低位株になるまで買い手が付かずに売られてしまったということは、何らかの理由があるのです。

今回は、低位株のメリットについて見ていきますが、そもそも低位株とは大きなネガティブ材料があるからこそ低位株になっているという点を留意しておくことが重要です。

低位株投資にはリスクがあるため、分散投資や資金管理といったリスク管理を徹底して行うことが必須であると言えます。

低位株投資のリスクを物語っている銘柄としては、【6740】ジャパンディスプレイが挙げられます。

【6740】ジャパンディスプレイの月足チャート

このように、低位株は、500円→400円→300円→200円→100円→……と落ちていくケースもあることを頭に入れた上で、低位株投資を行うことが重要です。

1-2 低位株投資のメリット

低位株投資はハイリスク・ハイリターンの投資手法です。

まずはリスクについて解説してきましたが、低位株投資のメリットについて抑えておきましょう。

低位株投資のメリットとしては、少額資金から投資できることと、通常の銘柄ではあり得ない急騰が期待できることの2点が挙げられます。

低位株は500円未満と、価格帯が低い銘柄であるため、最低投資金額が100株で5万円以内と安くなっています。
※なお、東京証券取引所では2018年10月から全ての銘柄の最低取得単位が100株に統一されています。

つまり、新型コロナの定額給付金10万円を使えば、低位株に2銘柄以上投資できてしまうということです。

そして、低位株は、既に大きく売られている状態であるため、何らかの買い材料が発表された場合に急騰しやすい点もメリットです。

急騰した低位株が、2倍や3倍、場合によっては5倍から10倍以上になる場合もありますが、このような急騰は通常の銘柄ではあり得ません。

このように、低位株投資は、誰でも簡単に少額投資できかつ、通常の銘柄ではあり得ないような急騰が期待できることから、個人投資家を中心に人気の投資手法となっています。

そして、この特性があるがために、新型コロナ相場では多くの低位株が急騰しています。

新型コロナ相場では、実体経済の落ち込みと反して株高が続いていますが、この背景には財政出動で市中に出回ったマネーが株式市場に流れていることが最大の要因として指摘されています。

まさに、新型コロナ下では、定額給付金10万円でも投資できてしまう低位株に、資金流入が相次いでいるのです。

低位株が急騰するときのエントリーの方法に関しては、僕が、収斂ブレイクと呼んでいる投資手法がありますので、参考にしてみてください。

2.東証一部で上がった低位株

新型コロナ相場で上がった東証一部の低位株を見ていきましょう。

2-1 【4689】Zホールディングス

ネットポータルサイト「Yahoo!JAPAN」を始め、オークションサービス「ヤフオク!」やキャッシュレス決済「PayPay」などを手掛けるネット企業最大手の【4689】Zホールディングスは、東証一部の低位株として知られていました。

【4689】Zホールディングスの日足チャート

Zホールディングスの株価は、コロナショックで一時281円まで下落していました(上図赤丸)。巣ごもり消費で好業績が期待される銘柄であり、新型コロナ相場では年初来高値を更新するまで上昇しています。

ただ、あくまで価格帯が低位株領域だった大型銘柄であり、純粋な低位株とは言えません。

東証一部には、低位株はどうしても少なくなってしまう傾向があります。東証一部で低位株になるほど業績が低迷してしまうと、東証二部降格もしくは上場廃止になってしまうためです。

3.東証二部で上がった低位株

新型コロナ相場で上がった東証二部の低位株を見ていきましょう。

3-1 【1757】クレアホールディングス

住宅建設やリフォーム事業を手掛ける【1757】クレアホールディングスは、新型コロナ相場でテンバガー(10倍株)を達成した低位株です。

【1757】クレアホールディングスの日足チャート

クレアホールディングスの株価は、長らく20円台前後となっていました。この価格帯は低位株というより「ボロ株」と呼ばれる領域ですが、売られ過ぎていたことからコロナショックでも無傷だったことが分かります。2020年4月には20円以下で推移していましたが、6月4日から株価が上がり始め(上図赤丸)、そのまま株価が上昇していき7月6日には200円まで上昇(上図青丸)。

買い材料やニュースが全く出ていないにも関わらず、テンバガーを達成してしまいました。低位株の仕手株として急騰したものと推測されます。

3-2 【6897】ツインバード工業

ホームベーカリーやコーヒーメーカーなどの小物家電を手掛ける【6897】ツインバード工業は、新型コロナのワクチン関連で買われた東証二部低位株です。

【6897】ツインバード工業の日足チャート

ツインバード工業の株価は、長らく500円未満の低位株で推移していましたが、6月10日にストップ高となり(上図赤丸)、6月22日には2,399円まで上昇しています(上図青丸)。

この急騰の背景にあるのは、同社が新型コロナウイルスのワクチンや治療薬開発に使われる冷却システム「FPSC(フリーピストン・スターリング方式冷凍機)」の受注が急拡大していると発表したことにあります。

新型コロナ相場において最強の材料によって急騰しましたが、低位株だからこそ、ここまでの急騰になったことは間違いありません。

4.東証マザーズで上がった低位株

新型コロナ相場では、多くの東証マザーズ銘柄が急騰していますが、新型コロナのワクチン開発で期待されるバイオベンチャー株を中心に、低位株は顕著な急騰となっています。

4-1 【4563】アンジェス

大阪大学と共同で新型コロナのワクチン開発を手掛けている【4563】アンジェスは、新型コロナ相場を代表する銘柄ですが、新型コロナ相場前は低位株でした。

【4563】アンジェスの日足チャート

アンジェスの株価は、上記チャートには写っていないですが、2020年2月28日に375円の低位株となっており、そこから上昇して現在の株価に至っています。

アンジェスは新型コロナ相場で最も注目されるバイオベンチャー株の一つとなっていますが、低位株で買いやすかったことも、新型コロナ相場で人気株となる要因になっていたものと思われます。

4-2 【7707】プレシジョン・システム・サイエンス

新型コロナ感染防疫のための検査システム「geneLEAD」を手掛けている【7707】プレシジョン・システム・サイエンスも、低位株から急騰したバイオベンチャー株です。

【7707】プレシジョン・システム・サイエンスの日足チャート

プレシジョン・システム・サイエンスの株価は、3月13日に付けていた330円(上図赤丸)から、6月15日には3,150円まで上昇しています(上図青丸)。

低位株から最大上昇率9.54倍となっていますが、低位株でなければここまでの上昇率にはなっていなかったのではないでしょうか?

4-3 【4599】ステムリム

医薬品の投与で再生医療と同等の治療効果が期待できる「再生誘導医薬」を手掛ける【4599】ステムリムも、低位株から急騰しているバイオベンチャー株です。

【4599】ステムリムの日足チャート

ステムリムの株価は、3月23日には278円の低位株となっていましたが(上図赤丸)、7月8日には1,311円まで上昇しています(上図青丸)。

同社は、新型コロナのワクチン・治療薬関連で注目された銘柄ではありませんが、新型コロナ相場のバイオ株バブルに乗った低位株です。

4-4 【4571】ナノキャリア

抗がん剤に強いバイオベンチャーの【4571】ナノキャリアも、新型コロナ相場で上昇した低位株バイオベンチャー株です。

【4571】ナノキャリアの日足チャート

ナノキャリアの株価は、3月13日には167円の低位株でした(上図赤丸)。6月17日には752円まで上昇しており(上図青丸)、新型コロナ相場では最大4.5倍の上昇となっています。

新型コロナとは関係のないバイオベンチャーですが、低位株×バイオベンチャー株は新型コロナ相場において最も強い組み合わせです。

4-5 【3911】Aiming

新型コロナ相場で、バイオベンチャー以外で買われた低位株を見ていきましょう。

スマホゲームの開発を手掛ける【3911】Aimingは、スマホゲーム「ドラゴンクエストタクト」の開発を手掛けていることが注目されて買われた低位株です。

【3911】Aimingの日足チャート

Aimingの株価は、上記チャートには表示されていませんが、2020年1月30日には270円の低位株となっており、そこから上昇し続けて7月13日には1,164円まで買われました(上図青丸)。

スマホゲームも含むゲーム株は、巣ごもり消費で需要拡大傾向にあるため、新型コロナ相場では株価も好調となっています。

5.東証JASDAQで上がった低位株

新型コロナ相場で上がった東証JASDAQの低位株を見ていきましょう。

5-1 【2191】テラ

バイオベンチャーの【2191】テラは、新型コロナ相場最強の銘柄です。

同社は、2020年4月27日に先端医療支援を手掛けるセネジェニックス・ジャパン社と新型コロナウイルス治療法開発の共同研究契約を結んだと発表したことを受けて、低位株からの大相場が到来しました。

【2191】テラの日足チャート

テラの株価は、3月13日には92円と、低位株どころかボロ株となっていましたが(上図赤丸)、新型コロナ治療法開発のニュースを受けてストップ高を連発することになり、6月9日には2,175円まで上昇しています(上図青丸)。

最大23.6倍の上昇となり、新型コロナ相場では、全銘柄中最も大きく上昇した銘柄となっています。

低位株だったからこそ、その反動で、ここまでの上昇率になったことは間違いありません。

5-2 【9973】小僧寿し

持ち帰り寿司チェーン「小僧寿し」を展開する【9973】小僧寿しは、新型コロナ相場で仕手株として買われた低位株です。

【9973】小僧寿しの日足チャート

小僧寿しの株価は、3月から4月に掛けては20円前後のボロ株領域で推移していました。5月初め頃から上昇を始め(上図赤丸)、6月30日には108円まで上昇しました(上図青丸)。

特にニュースや材料が出ていたわけではなく、仕手株として上昇したとしか説明できません。上昇率を見ると、安値16円→高値108円で6.75倍となっています。

低位株は、仕手筋にとっても集めやすいことから、このように仕手株として狙われることが少なくありません。

まとめ

今回は、低位株投資に関するリスクやメリットについて解説した上で、新型コロナ相場で特に大きく急騰している代表的な低位株10銘柄についてチャート付きで解説してきました。

新型コロナ相場では、財政出動によって市中に出たマネーが株式市場に向かっていることから、実体経済と反して株高が続いているとされますが、低位株はまさにそのターゲットとなっています。

新型コロナのワクチン開発で期待される【4563】アンジェスと【2191】テラは新型コロナ相場を代表するバイオベンチャー株ですが、いずれの銘柄も低位株からの急騰となっています。

新型コロナとは関係のない低位株バイオベンチャー株も相次いで急騰しており、定額給付金などで膨らんだ個人投資家の資金が低位株に流入しているものと見られます。

とはいえ、新型コロナ相場で低位株は急騰していますが、低位株投資にはリスクがあることは間違いありません。

低位株投資を手掛ける場合には、分散投資や資金管理といったリスク管理を徹底するようにしましょう。

紫垣 英昭

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