注目したい「Gotoキャンペーン銘柄」!新型コロナ第3波終息を見据えた投資戦略を考えよう!

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

新型コロナ経済対策として実施されている「Gotoキャンペーン」は、株式市場においても注目される国策となっています。

観光促進の「Gotoトラベル」、外食促進の「Gotoイート」に続いて、エンタメ業界を救済するための「Gotoイベント」が2020年10月29日から始まりました。

ただ、現在全国各地で新型コロナ感染者数が増加し、新型コロナ第三波が懸念されており、大阪市と札幌市ではGoToトラベル除外となるなど、Gotoキャンペーン全般に水を差しかねない状況となっています。

今回は、新型コロナ第3波の終息を見据えた投資戦略を考えるために、Gotoキャンペーンの概要について解説した上で、特にエンタメ株を中心とした代表的なGotoイベント銘柄についてチャート付きで紹介していきます。

この記事を読んで得られること
  • Gotoキャンペーンの概要がわかる
  • Gotoキャンペーン銘柄の事業目的と特徴がわかる
  • Gotoイベント銘柄で注目されている株価の動向がわかる

1.Gotoイベント銘柄とは?

Gotoイベントキャンペーンで注目されるGotoイベント銘柄の基本について抑えておきましょう。

1-1.Gotoイベントキャンペーンとは?

Gotoイベントキャンペーンは、新型コロナによって甚大な影響を受けている文化・芸術・スポーツといったエンタメイベントの需要喚起を目的とした事業です。

三密リスクを回避し、新しい生活様式に対応したエンタメイベントに対して、「チケット代の2割相当分の割引支援」または「チケット代の2割相当分をイベント会場で使えるクーポン」が支給されます。

Gotoイベントキャンペーンの対象期間は、2020年10月29日から2021年1月31日まで予定されています。

Gotoイベント開始と同時に、テーマパーク大手のユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、「Gotoイベントキャンペーン」対象チケットを10月30日から販売すると発表しました。

今後も、テーマパークやイベント会社を中心に、Gotoイベントキャンペーンへの参加を表明する企業が続出するものと思われます。

1-2.Gotoイベント銘柄の特徴

Gotoイベント銘柄として注目のエンタメ株としては、テーマパークを運営している会社、チケット販売会社、ライブなどのイベント会社などが挙げられます。

テーマパークを運営している会社は、Gotoイベントで最も注目されそうな銘柄です。

特に、東京ディズニーランド・東京ディズニーシーを運営する【4661】オリエンタルランドは、必ず抑えておくべき銘柄です。なお、Gotoイベントキャンペーンに真っ先に参加表明したユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、残念ながら現在は非上場企業となっています。

ライブやイベントのチケット代が2割引になることから、チケット販売会社やライブなどのイベント会社についても抑えておきましょう。

Gotoイベントキャンペーンでは、新型コロナに対応する無観客ライブ配信などの新たな形式のイベントも対象にする方針とされているため、芸能事務所株などにも注目です。

2.Gotoキャンペーンに関連する銘柄は大きく上昇している

Gotoイベントより先に始まったGotoトラベル、Gotoイートに関連する銘柄は大きく上昇しているため、Gotoイベント銘柄も上昇することが期待されます。

Gotoイベント銘柄について見ていく前に、Gotoトラベル・Gotoイートが株式市場に与えた影響を見ていきましょう。

2-1.Gotoトラベル銘柄

旅行代金を最大半額補助するGotoトラベルキャンペーンは、2020年7月22日から始まりました。

新型コロナ第二波の真っ只中で開始されたことから反対論も根強かったものの、2020年11月時点では感染者を激増させることもなく、経済政策として成功したと言って間違いありません。

観光や旅行に関する銘柄は新型コロナの影響で大暴落となっていましたが、Gotoトラベルキャンペーンへの期待から大きく買い戻されました。

代表的なGotoトラベル銘柄として、大手旅行代理店「近畿日本ツーリスト」を展開する【9726】KNT-CTホールディングスの株価を見てみましょう。

【9726】KNT-CTホールディングスの週足チャート

KNT-CTホールディングスの株価は、2020年7月末に二番底を付けていましたが(上図赤丸)、Gotoトラベルキャンペーンの開始と同時に反発したことが分かります。

まだコロナ前の株価には遠い状況ですが、最悪期を脱した可能性があります。

2-2.Gotoイート銘柄

外食代を補助するGotoイートキャンペーンは、2020年10月1日から始まりました。

飲食代金が300円など少額でも1,000円分のポイントがもらえてしまう「錬金術」が問題になりましたが修正され、実質無料で外食ができる無限くら寿司や無限かっぱ寿司が話題となっています。

当初は2021年1月下旬まで実施される予定でしたが、余りにも好評だったため予算が尽きてしまい早期終了することになったと報じられています。

無限くら寿司で大きな話題を呼んだ【2695】くら寿司の株価を見てみましょう。

【2695】くら寿司の週足チャート

くら寿司の株価は、新型コロナ相場でも悪くありませんでした。

Gotoイートキャンペーンが開始された2020年10月初め(上図赤丸)以降は大きく買われており、Gotoイートキャンペーンの開始とともに年初来高値を更新し続けています。

3.新型コロナ第三波の到来でGotoキャンペーンはどうなる?

Gotoキャンペーンは、国民にも大好評の経済政策となっており、株式市場にも好影響を及ぼしています。

ただ、2020年11月に入ってから懸念されてきたのが新型コロナ第三波です。

北海道では過去最多の感染者数を更新し続けており、感染者拡大は全国に波及。

2020年11月12日の全国の感染者数は過去最多となる1,634人となり、翌13日にも1,705人となり過去最多を更新しています。

ウイルスは冬に活性化することから、今後も感染者数の増加が懸念されます。

新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂氏は11月12日の会合の中で、感染状況が急速に悪化すれば、Gotoキャンペーンの停止を政府に求める考えを明らかにしました。

また、この会合の中では、全国的な感染拡大を踏まえて、現在は観客上限50%としている大規模イベントの人数制限について、来年2月末までをめどに継続することを決定しています。

これは、Gotoイベントの中でもライブイベントにとって大きな影響がありそうです。

一方、菅総理大臣は11月13日の会見で、緊急事態宣言の発令やGotoキャンペーンの見直しに慎重な考えを示しています。

ただ、新型コロナ第三波の状況次第では、Gotoキャンペーンが停止される事態も十分に考えられます。

今後の感染状況について注視していきましょう。

4.テーマパーク株

代表的なGotoイベント銘柄として、テーマパークを運営する銘柄を抑えておきましょう。

4-1.【4661】オリエンタルランド

東京ディズニーランド・東京ディズニーシーを運営する【4661】オリエンタルランドは、Gotoイベントで最も注目される銘柄の一つです。

【4661】オリエンタルランドの週足チャート

オリエンタルランドの株価は、2019年には上場来高値を更新するほど好調でしたが、2020年に入ってからはコロナショックで大きく下落していました。

新型コロナ相場でやや戻してから、直近では大きく上昇して上場来高値を再更新しています。

直近の大きな上昇は、Gotoイベントが好感されたと見てよいでしょう。

4-2.【9010】富士急

富士急ハイランドを運営する【9010】富士急も、代表的なテーマパーク株でGotoイベント銘柄に位置付けられます。

同社は鉄道と富士急ハイランドの2本柱ですが、いずれも新型コロナの打撃を受けています。

【9010】富士急の週足チャート

新型コロナで業績は不調にも関わらず、富士急の株価は好調です。特に、Gotoトラベルが始まった7月末(上図赤丸)から上げ足を速めていることが分かります。

ただ、2020年11月4日に発表した最終利益は赤字転落となっており、業績が良いわけではありません。

Gotoキャンペーンへの期待感で上がっていると見てよいでしょう。

4-3.【8136】サンリオ

「ハローキティ」などで知られる【8136】サンリオは、テーマパーク「サンリオピューロランド」を運営していることから、Gotoイベント銘柄に位置付けられます。

【8136】サンリオの週足チャート

サンリオの株価は、Gotoキャンペーンが始まってからも依然厳しい状況のままです。

4-4.【9603】エイチ・アイ・エス

旅行会社大手でテーマパーク「ハウステンボス」を運営する【9603】エイチ・アイ・エスは、Gotoトラベル・Gotoイベント双方で注目されるGoto銘柄です。

【9603】エイチ・アイ・エスの週足チャート

エイチ・アイ・エスは、新型コロナで最も大きな打撃を受けた企業の一つであり、株価は依然として非常に厳しい状況となっています。

Gotoキャンペーンで最悪期は脱したかもしれませんが、Gotoキャンペーンが終わってからの株価は新型コロナのワクチン開発次第と思われます。

5.チケット販売会社

Gotoイベントではチケット代が2割引となることから特需が期待されるかもしれないチケット販売会社を抑えておきましょう。

5-1.【4337】ぴあ

チケット販売首位の【4337】ぴあは、Gotoイベントキャンペーンの恩恵を受ける代表的な銘柄です。

【4337】ぴあの週足チャート

ぴあの株価は、新型コロナの影響を大きく受けており、株価はコロナ前の水準には戻していないことが分かります。

新型コロナでエンタメ業界が受けたダメージを体現している状況です。

Gotoイベントでもそこまで大きく買われているとは言えません。

Gotoイベントが始まるのは2020年10月末からと、スポーツにせよライブにせよシーズン外であることから、恩恵が限定されると考えられるためかもしれません。

5-2.【2651】ローソン

コンビニ大手の【2651】ローソンは、チケット大手のローチケを傘下に持つことからGotoイベント銘柄に数えられます。

【2651】ローソンの週足チャート

ローソンの株価は、新型コロナに関係なく、この2年間は横ばいのままです。

典型的なディフェンシブ銘柄の動きと言えるでしょう。

同社はテーマ株としてはGotoイベント銘柄に位置付けられていますが、コンビニ事業に比べるとチケット事業は圧倒的に小さいため、Gotoイベントが株価に影響を与えることはほとんどないものと思われます。

なお、チケット会社は、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスの3強となっていますが、イープラスは非上場企業となっています。

6.ライブイベント会社

ライブイベント会社も、Gotoイベント銘柄として恩恵を受けることが期待されます。

6-1.【4301】アミューズ

大手芸能プロの【4301】アミューズは、サザンオールスターズや福山雅治、星野源、Perfumeといった多くの人気アーティストが所属しており、Gotoイベント銘柄としても期待されます。

【4301】アミューズの週足チャート

ライブイベントが実施できない影響は大きく、アミューズの株価は新型コロナ下で不調なままです。

7月末からは戻してきていますが、これはGotoへの期待というよりは、イベントの観客上限数が緩和された影響が大きいものと見られます。

6-2.【7860】エイベックス

音楽ソフト大手で、人気アーティストが多数所属する【7860】エイベックスも、Gotoイベントで恩恵を受けると考えられるGotoイベント銘柄です。

【7860】エイベックスの週足チャート

エイベックスも、アミューズと同様に新型コロナによるライブ中止で大きな影響を受けたことが分かります。

ただ、9月初めには、イベントの観客数が緩和されると伝わったことで大きな上昇となりました(上図赤丸)。

アミューズにせよエイベックスにせよ、Gotoイベントによる割引補助よりもイベントの観客数緩和の方が望ましい政策であることは間違いありません。

ただ、新型コロナ第三波の影響で、現在は上限50%となっている観客数は2021年2月末まで継続することが決まっています。

まとめ

今回は、Gotoイベントキャンペーンの概要について解説した上で、エンタメ株を中心とした代表的なGotoイベント銘柄についてチャート付きで紹介してきました。

Gotoキャンペーンは経済的にも大きな成果を挙げており、株式市場においても好感される国策となっています。

ただ、今後懸念されるのが、新型コロナ第三波がGotoキャンペーンに影響する可能性です。

感染状況と政府のGoto見直しに関するニュースは抑えておきましょう。

Gotoイベント銘柄としては、【4661】オリエンタルランドや【9010】富士急といったテーマパーク株が買われています。

一方、チケット販売会社やライブイベント会社は、Gotoイベントがあっても株価上昇は限定されている状況です。

これらのエンタメ株にとっては、Gotoイベントよりもイベント観客数の緩和が待ち望まれていますが、2021年2月末まで延期となっています。

紫垣 英昭

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