株の取引で『平均足』を使って簡単に稼ぐ方法とは

あなたは「平均足」というチャートをご存知でしょうか?

FXをやっている投資家では、「MT4」というソフトで「平均足」を表示させトレードを行っている投資家は多く、その認知度は広がっています。

しかし株取引をしている投資家では、「平均足」を表示させるソフトがあまり存在しないこともあり、あまり知られていないように思います。

「平均足」を使う上で有効なことは“視覚的なトレンドの見やすさ”でしょう。

これは一般的な「ローソク足」とは大きく異なる部分です。

そのため「不安が先走って、エントリーがいつも遅れてしまう」という個人投資家の悩みを解消できるかもしれないチャートのひとつです。

また、チャート特有の“ダマシ”も、比較的少ないもの特徴です。

もし、あなたが、「エントリーのタイミングが遅れてしまう」とか「利益確定が早す過ぎ、いつも儲けが少ない」という悩みを抱えているなら、一度「平均足」チャートを使ってみることをお勧めします。

そこで今回の記事では「平均足」の説明から、「平均足」を表示させることができるソフトの紹介、そして「平均足」を使った売買手法まで、すべてをお伝えしたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

1.平均足は、“トレンドの転換”が分かりやすい

一般的に「平均足」は、一目で“トレンドが判断しやすい”といわれています。

たしかにそれはそれで間違いはないのですが、僕がもっとも着目して欲しいのが、「トレンドの転換」です。

個人投資家の悩みですごく多いのが「エントリーが遅れる」ということや、「利益確定が早過ぎる」ということです。

これは僕自身も幾度となく経験しているので本当によく理解できます。

もし、「トレンドの転換が明確で、トレンド形成が視覚的に判断できる」というチャートがあれば、使ってみたいとは思いませんか?

それをカバーしているのがこの「平均足」なのです。

つまり分かりやすく言うなら、「トレンドが変化した直後に識別ができる」そして「陽線が連続すれば上昇トレンド、陰線線が続けば下降トレンド」ということが視覚的に判別しやすいというのが特徴です。

以下の画像は、川崎汽船の日足チャートです。

上段が一般的なローソク足、下段が平均足です。

 

ローソク足の場合、株価が上がっている時も、下がっているときも、「陽線」と「陰線」が混ざり合いながら形成されるのですが、平均足は、価格のトレンドが維持されている場合、「陽線」と「陰線」が連続して表示されやすくなります。

「連続」してチャートが表示されやすくなるため、“トレンドの転換”が起きれば、平均足の色が変わることで、エントリーの判断がしやすくなるのです。

これが視覚的にトレンド判別がしやすくなる理由です。

もしあなたが株式投資をはじめたばかりで「ローソク足」の意味を知らないということであれば、まずはローソク足についても知る必要があります。

ローソク足はテクニカル分析の基本なので、まだ知らないという方は、以下の記事から読むようにしてください。

株価チャートとは?初心者が知るべき4つのチャートの意味

2016.05.26

 

1-1 平均足は「始値」、「終値」に特徴がある

ではなぜ、「平均足」は、トレンドの転換が分かりやすく、トレンドの継続も視覚的に理解しやすいのかを簡単にご説明します。

通常、ローソク足というのは、「始値」と「終値」がボディにあたり、「高値」「安値」がヒゲという形で表示されます。表示について、特に計算は行われません。

しかしながら「平均足」は、

平均足始値=(前日の平均足始値+前日の平均足終値)÷ 2
平均足終値=(当日の始値+当日の高値+当日の安値+当日の終値)÷ 4
平均足高値= 当日の高値
平均足安値= 当日の安値

といった具合に、平均足自体に若干計算されたものが表示されるのです。

少し分かりにくいかもしれませんが、平均足の1本前の実体値幅(トゥルーレンジ)の中心から、次の平均足がスタートするというふうにお考えください。

前日の実体値幅中心を上回って上昇している場合、以下のように平均足は上昇していきます。

 

逆に、前日の実体値幅中心を下回って下落している場合、以下のように平均足は下落していきます。

 

このように、ローソク足と平均足は似ているようで、その解釈の仕方は異なることをご理解ください。

1-2 平均足の“ヒゲ”の考え方

平均足を使って株価の方向を考えるときに判断の根拠にしていただきたいのがいわゆる“ヒゲ”部分の解釈です。

通常、ローソク足の場合、長い“上ヒゲ”が出現した時は「上昇力が衰えてきた」、また長い“下ヒゲ”が出現した時は「下落の勢いがなくなってきた」と判断されることが多くなります。

 

 

しかし平均足はその計算方法から解釈は逆になることがあります。

つまり長い“上ヒゲ”が出現した時は「上昇力が増してきた」、また長い“下ヒゲ”が出現した時は「下落の勢いが増してきた」と判断されることが多くなるのです。

 

このように平均足は、一般的なローソク足とは違う解釈になることがあるので、その部分に注意して使っていただきたいと思います。

1-3 平均足でも“ダマシ”は存在する

しかしテクニカル指標である以上、たとえ平均足であっても“ダマシ”は存在します。

“ダマシ”とは、チャート分析で良く使われる表現ですが、チャート分析上、上昇トレンドが続いている場合、一時的に下落する、あるいは下落トレンドがツすいているとき、一時的に株価が上昇するなど、逆方向に動くことを一般的に“ダマシ”と表現されます。

以下の図は、株価が上昇過程で、一時的に株価の下落によって、日足の平均足が「陰転」したときのものです。

平均足の大きなメリットのひとつに「トレンドの継続性が視覚的に判断しやすい」ということでした。

しかし株価が一時的に下落に向かった時は、このように“ダマシ”に遭うことは避けられません。

 

日足を週足に変えることで、視覚的には「トレンドの継続」を認識できますが、しかしこの場合は「損切り」が遅れることがあるため、自分にとって都合の良い解釈をするために、また「損切り」をしたくない言い訳のために時間軸を変更することは、僕は賛成できません。

なぜならチャート分析上の“ダマシ”とは、時間が経過して“ダマシ”だったと分かるからです。

しかしその時点では、本当に“ダマシ”なのは、あるいは本格的に、株価が転換したのかの判断は難しいからです。

したがって、テクニカル指標である以上、平均足も“ダマシ”があるということを、しっかり覚えておくべきであり、リスク許容を超えてポジションを保有しないようにしてください。

1-4 平均足のメリットとデメリットを理解しておく

ここまで株価チャートの「平均足」について説明してきましたが、改めて平均足のメリット、デメリットについてまとめたいと思います。

先ほども申し上げたように、「エントリーが遅れる」「利益確定が早過ぎる」という個人投資家の悩みをカバーしてくれるのが「平均足」の特徴ですが、当然、万能ということではありません。

したがって実戦で使う場合、以下のメリット、デメリットを頭に入れながら使って頂ければと思います。

【平均足のメリット】
・株価のトレンドの「転換」が分かりやすいので、エントリーの遅れがカバーできる
・トレンドの継続性を視覚的に理解しやすく、利益確定のタイミングが理解しやすい
・株価の方向感が視覚的に分かりやすい
・ヒゲで出方で株価の勢いが理解しやすい

【平均足のデメリット】
・「始値」、「終値」が分かりにくい
・平均的な動きで描写されるため、「損切り」に遅れが生じやすい
・平均足を表示できるソフトが少ない
・移動平均線など併用して使えない

平均足のメリット、デメリットは、だいたいこのような感じになると思いますが、実戦ではこのことを意識しながら使っていただきたいと思います。

 

2.平均足を使った、トレードの実戦

ではこれから、平均足を使って、実際のトレードにどのように使っていけばよいのかを、実際の事例を交えながらお伝えしていきたいと思います。

実際の売買で役立つのは「エントリーを見極めるトレンドの転換」と「有効な利益確定のための株価トレンドの見極め」です。

この2つを中心に、今回の事例をもとに、あなたなりに平均足を研究していただければと思います。

2-1 エントリーを見極める、トレンド転換のパターン

僕はたくさんの売買を自分でも行いまた、たくさんの個人投資家の相談に乗ってきましたが、失敗するトレードの大きな一因として挙げられるのが、「遅すぎるエントリー」です。

かなり株価が上昇しているにも関わらず、「もっと上がるだろう」という気持ちが強くなり「高値掴み」をしてしまうパターンです。

チャートだけで売買していると、よくこのようなことが起こるものです。

 

エントリーが遅れる最大の原因は、「トレンドの出発点が分からない」ということが判別できないため起こる要因であり、「ここからがトレンドの転換ですよ!」ということが分かるのなら、「高値掴み」は起こらないのではないでしょうか。

上の図でもお分かりのように、ローソク足の場合、トレンドが形成されているときでも、「陽線」と「陰線」が交互に表示されるため、どこでトレンドが変わったのかを視覚的に判断することが難しくなります。

その「トレンドの転換」を視覚的に判別しやすくするのが平均足なのです。

では、上記のローソク足と同じ部分を、今度は平均足で見てみたいと思います。

以下の図が同じ部分を平均足で表示させたものです。

矢印で示しているのは、チャート上の“ダマシ”の部分ですが、ローソク足のチャートに比べて、「株価の転換」が判断しやすくなるのがお分かりいただけると思います。

 

このように「しばらく陽線が続く」または「しばらく陰線が続く」ということが最初から分かっているのなら、「トレンドが変わった時点」でエントリーすれば、高値掴みの可能性はかなり減少すると思います。

なので、エントリーのタイミングを見極める上ために、平均足を活用していただきたいと思います。

2-2 ベストな利益確定のタイミングを知る

先ほどは、高値掴みをしないための「エントリータイミング」についてお伝えしましたが、今度は、ベストなタイミングで、利益確定をするアイデアについてお伝えしたいと思います。

先ほど、平均足のメリットの部分でもお伝えしましたが、平均足は「トレンドの継続性を視覚的に判断しやすい」ということでした。

平均足を使って「トレンドの転換」で買いポジションを持ち、思惑通り株価が上昇すれば、「利益確定」のタイミングを図ることになります。

ローソク足では、「陽線、陰線が入れ替わる」ことが多く起こるため、株価が下がって「陰線」になった時、「もしかしたら株価が下がるかもしれない」と、つい思ってしまい、株を売った直後、株価がさらに上がっていくということが良く起こります。

早過ぎる利益確定の最大の原因は、「トレンドの継続に自信が持てない」ため起こる要因であり、「まだトレンドは継続していますよ!」ということが分かるのなら、より上手く利益確定のタイミングを掴むことができるのではないでしょうか。

先ほどの平均足の図をみると、株価の上昇、下落のトレンドが、ローソク足に比べて、より明確に分かりやすくなります。

 

平均足の場合、トレンドの転換時には平均足チャートの「色」自体が変わることから、それまでじっとポジションを持つことが可能となり、よりベストなタイミングで利益確定が可能になると思います。

2-3 ローソク足も併用して使ってみる

平均足がいくら「トレンドの転換」や「トレンドの継続」が視覚的に掴みやすいとはいっても、当然、揉み合い相場に入ってしまえば、チャート特有の“ダマシ”に遭うことは排除できません。

また平均足は「終値」を把握しにくいため「損切り」が遅れがちになることも生じます。

そこで活用していただきたいのが、「平均足とローソク足を併用して使う」ということです。

以下の図は、上段にローソク足、下段に平均足を表示させたものです。

 

同じような動きをしていますが、細かく見ていくと、やはり「トレンドの継続性」は平均足が判別しやすいですが、移動平均線などを加えて分析をする場合は、ローソク足が必要です。

より売買判断の精度を高めるために、「ローソク足+平均足」でのセットで活用してみてください。

 

3.平均足をチャートで表示させる方法

それでは実際に平均足を表示させる方法をお伝えしたいと思います。

FXで平均足を使ってトレードをしている投資家の間では、平均足は良く使われているようですが、株のトレードでは平均足自体を表示させるソフトが少ないため、あまり一般的ではありません。

僕も個人投資家が使う証券会社の中で、平均足を表示できるのは、「楽天証券のマーケットスピード」しか知りません。

もしかすると他の証券会社でも使えるところがあるかもしれませんので、もしあなたが、他の証券会社のチャートソフトを使っているなら、一度その証券会社のカスタマーサポートまで連絡して「平均足使えますか?」と問い合わせしてみてください。

今回は「楽天証券のマーケットスピード」で説明いたします。

3-1 ログインしてチャート画面を開いてみる

楽天証券に口座を作り、インターネット上から「マーケットスピード」をダウンロードしてください。

ID,パスワードでログインすると、以下のように「ホーム」が開きますので、赤枠の示した「投資情報」をクリックしてください。

 

3-2 チャート画面から、平均足を表示させる

「投資情報」を開くと、「市況情報」が開くと思いますので、チャートを開くには、左の「個別チャート」をクリックしてみます。

「個別チャート」を開いて、左隅上にある枠に証券コードを打ち込むと、株価チャートが表示されます。今回はソニー(6758)を表示させました。

 

チャートを表示させたら、証券コードを打ち込んだ枠のすぐ下にある「レイアウト保存」をクリックしてください。

クリックすると「チャート画面設定」のウィンドウが立ち上がりますので、「チャート1」をプルダウンして「平均足」を選択してください。

 

そして「チャート画面設定」のウィンドウの「OK」ボタンを押せば、平均足が表示されます。

 

このように操作方法はとても簡単ですので、ぜひやってみてください。

なお、ローソク足のように、移動平均線やボリンジャーバンドを同時に表示させることはできないと思うので、ローソク足や、移動平均線を使いたい場合は、以下のように、「画面レイアウト」を上下2画面に設定することで、右横に「チャート1」「チャート2」というふうに設定できるようになります。

 

「マーケットスピード」はさまざまな使い方がありますので、そのたの使い方については、以下のサイトを参考にしてください。

「楽天証券のマーケットスピード」

 

まとめ

今回は、株の取引で、平均足というあまりなじみのないチャートを使って、実際の売買で成功確率を引き上げるために、その特徴と具体的な活用法、そして証券会社のチャート画面の設定法までお伝えしました。

何度も申し上げますが、平均足はあくまでテクニカル指標のひとつに過ぎません。

したがって、当然すべてが上手くいくわけではありません。

実際に平均足を使ってみれば、よりリアルのその良さと、弱点に気付くことでしょう。

それらを体感しながら、検証を重ねていき、売買の精度を高めていただきたいと思います。

 

紫垣英昭

 


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この記事をかいた人

紫垣 英昭

投資家 / オープンエデュケーション株式会社代表取締役。1964年大阪生まれ。甲子園出場経験者。大学卒業後、証券会社に勤務し、事業法人、金融法人営業、自己売買部門を担当。証券会社退職後、株式投資をはじめ、 日経225先物、FX等の売買指導を行い、個人投資家から絶大なる信頼を得ている。証券会社時代に培ったスキルを投資初心者でも理解できるよう売買指導を行い、今では3000人以上の受講生を抱え、「真に自立できる個人投資家」を輩出するために積極的に活動している。著書に『初心者でもがっぽり儲かる大化け「低位株」投資法』(幻冬舎)『億を稼ぐ投資法則』(ユウメディア)『少額資金で儲ける株ゴー ルデンルール』(ユウメディア)がある。