『騰落レシオ』を使って、スイングトレードを成功させる方法とは

あなたは『騰落レシオ』という指標をご存知でしょうか?

『騰落レシオ』という指標は、株式市場の“体温計”とも言われていて、短期トレードをするにあたって、とても重要な指標のひとつです。

『騰落レシオ』が一定レベルを超えると、相場は過熱感のピークに達することで、近々、相場が下落する可能性が高く、逆に一定レベルを下回ると、相場は短期的な大底を付ける可能性が高くなるからです。

つまり『騰落レシオ』を監視しておくことで、短期的な「買い場」「売り場」を知らせてくれるということです。

しかし一般個人投資家の多くはこの事実に気付いておらず、個別銘柄のチャートにばかり目を奪われています。

「もっと、騰落レシオに目向けていれば、暴落に巻き込まれることはなかったのに・・・」と思うこともしばしばです。

今回の記事は、あなたの“短期トレード”を成功に導く大きなヒントになる内容ですので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

この記事を読んで得られること関連記事
  • 短期的な「買い場」「売り場」の判断ができるようになる
  • 短期トレードの成功確率が飛躍的に上がる
  • 今の株式市場が買われ過ぎなのか、売られ過ぎかが一目でわかる

1.騰落レシオとは

騰落レシオとは、一定の期間の間で、毎日の値上がり銘柄数を総計した数字と値下がり銘柄数を総計した数字の比率のことで、パーセント表示されます。

従って、個々の株式を対象とした指標ではなく、市場全体を対象とした指標です。

騰落レシオは市場の体温計のようなもので、相場の現状が、熱気を帯びていて上昇しやすい状態にあるか、熱気が冷めていて下降しやすい状態にあるかの判断に使えます。

また、相場が過熱気味になっていて天井圏にあるのではとか、総悲観になっていて底値圏にあるのではとかの判断にも用いられます。

通常、騰落レシオは、東証一部構成銘柄(以下、東証一部銘柄とする)を対象として計算されますが、この他にも、東証二部、マザーズ、JASDAQなどの構成銘柄についても提示されます。また、ニューヨークダウ構成銘柄の騰落レシオというものもあります。

騰落レシオの計算対象となる期間については、日足では5日(以下、5日騰落レシオとする)、10日、25日間など、週足では13週間などがありますが、25日騰落レシオが良く用いられます。

2.騰落レシオと日経平均株価の関係

東証一部銘柄の騰落レシオ(以下、騰落レシオとする)と日経平均株価(以下、日経平均とする)の間には、一般的に高い連動性があります。図1は、最近3か月間の日経平均と25日騰落レシオを比較したものです。

図1

https://nikkeiyosoku.com/up_down_ratio/

このチャートでは、日経平均(赤色折れ線)と25日騰落レシオ(緑色折れ線)が連動して動いている様子が良く分かります。

東証一部銘柄の騰落レシオは、東証一部に上場している全銘柄(4月27日現在、2805銘柄)を対象として算出されます。一方、日経平均は、東証一部上場銘柄の中の代表的な225銘柄を指数化した株価です。

つまり、日経平均には、全上場銘柄の約9割の銘柄の値動きが反映されていないことになります。このため、騰落レシオの高安と日経平均の高安に違いが出ることもあります。

例えば、当該期間中に、日経平均採用割合の小さい金融株や日経平均不採用銘柄が上昇したのに対して、日経平均寄与度の大きい値がさ株が下落し続けていたとします。

このような場合、その期間の騰落レシオは高くなる一方で、日経平均は値下がりし続けるということが起こり得ます。

騰落レシオと日経平均は、良く似た動きをする時期が多いのですが、全く無関係な、あるいは正反対の動きをすることもある点に注意が必要です。

3.騰落レシオの計算方法

25日騰落レシオを例に取ります。

計算方法は極めて簡単で、過去25日間の値上がり銘柄数の合計を25日間の値下がり銘柄数の合計で割って100倍したもので、パーセント表示されます。

すなわち、

となります。

図2に、最近1か月間の日経平均、東証一部の値上がり・値下がり銘柄数と6日-25日騰落レシオを示しました。

図2

https://nikkei225jp.com/data/touraku.php

この図を参考にして、4月24日の6日騰落レシオを計算します。

4/17-4/24の6日間の値上がり銘柄数の合計が6974、値下がり銘柄数の合計が5033となるので、その比を取って138,57%となります。

次の4月25日での6日騰落レシオは、4/18-4/25の6日間での計算になります。そうすると、4/18の大きな値上がり銘柄数が加算されてくるため、騰落レシオは170,07に跳ね上がります。

このように、短期間の騰落レシオは日々の市場動向によって大きく変動します。このため、一般的には、値動きが安定している25日騰落レシオが用いられます。

4. 騰落レシオをトレードに使う

4-1 騰落レシオを利用した天井圏や底値圏の判断

騰落レシオがどんどん上昇するか高止まりする場合には、上昇銘柄数が毎日増え続けることが条件となり、相場が非常に強い状態にあることを意味します。

しかし、騰落レシオが際限なく上がり続けるはずはなく、どこかの水準で頭打ちになって下がってきます。この頭打ちになる水準が、経験的にほぼ120%と言われています。

この逆に、強い悲観相場の時には、騰落レシオがどんどん下降するか低いままで止まりますが、どこかの水準で底打ちになって上がってきます。この底打ちになる水準が、経験的にほぼ70%と言われています。

すなわち、一般的に

騰落レシオが120%以上:過熱気味で天井圏が近い → 値下がりする可能性 ⇒ 売り場

騰落レシオが70%以下:売られすぎで底値圏が近い → 値上がりする可能性 ⇒ 買い場

と言われています。

4-2 騰落レシオを利用したトレードの有効性

このような騰落レシオを利用したトレード手法は本当に有効なのでしょうか?図3に示すチャートを使って、騰落レシオをトレードに利用した場合のパフォーマンスをチェックしてみましょう。

図3

https://nikkeiyosoku.com/up_down_ratio/

図3によると、この3年間に騰落レシオが70%以下なったことが4回あります(青色丸かっこ1-4)。その時期と日経平均の下落時期は良く一致しています。

その後の騰落レシオは、長くても1か月程低迷した後に急上昇しています。これに対して日経平均も、4回中2回は、2か月ほどの間に2000円程度の大きな反発をしています。

一方、過去3年間の騰落レシオは10回以上も120%を超えています(120%を一時的に切ることがあっても、すぐに120%以上に戻る場合は1回とみなす)。

騰落レシオが120%を超えた後の日経平均の動きを調べると、7割近くで値下がりしていることが分かります。値下がりの幅は200円から2500円までで、その期間は、1週間から最長で5か月間と大きな幅があります。

これらの結果は、騰落レシオの過熱ゾーンと底値ゾーンを目安に売買をした場合、かなり良いパフフォーマンスが得られることを示しています。

しかし、安心してはいけません。例外もありますから。

まず、黒色四角かっこAの時期のように、騰落レシオが底値ゾーンの70%を切ってから、日経平均が11か月も低迷を続けていた時期があります。

このことは、青色丸かっこ2の中の青矢印の時が買いのチャンスと見て購入した株(日経平均と連動性が高い銘柄)は、1年近くの間に2回程買値まで戻った以外は、ずっと買値水準以下で低迷していた可能性があるということになります。

また、黒色四角かっこBの時期には、騰落レシオが過熱ゾーンの120%を超えてから下落しているのに対して日経平均は上昇し続け、5ケ月後には24000円の高値に到達しています。

このことは、黒色四角かっこBの中の黒色矢印の時が売り場と考えて株(日経平均と連動性が高い銘柄)を売却した場合、その後の4000円にも達する日経平均の上昇の恩恵を受けられなかった可能性があるということになります。

この過去3年間のチャートの解析からは、次のことが言えます。

  1. 少なくとも過去3年間に限っては、騰落レシオが120%を超えたら売り、70%以下になったら買いという戦術は、かなり高い確率で成功する
  2. ただ、120%を超える場合や、70%を割り込むことも起こりえるので絶対的指標ではない
  3. したがって、ある程度のバッファーを設けて考える必要がある

これらのことを理解することで、他の投資家に比べて、遥かに有利な短期トレードが実現できると思います。

5. Q & A

ここでは、騰落レシオについてのよくある質問とその回答を掲載していきます。

Q1: 個別銘柄に騰落レシオというものはありますか?

Ans: ありません。騰落レシオとは、上昇銘柄と下降銘柄の数の比のことですから、複数の銘柄が対象にならないと計算できません。

 

Q2: 騰落レシオを毎日チェックしたいのですが、私がトレードに使っている証券会社のトレーデイングツールでは表示できません。何か良いサイトがあったら紹介してください。

Ans: 証券会社のツールでは、騰落レシオがチャート表示されないところが多いようです。そこで、お勧めのサイトを2つ紹介します。

  1. 為替ドル円リアルタイムチャート比較ランキング(https://nikkei225jp.com/fx/
  2. 日経平均株価予想(https://nikkeiyosoku.com/up_down_ratio/)

前者は、リアルタイムでの円と株価指数のチャート表示を売り物にしていますが、その他にも、色々な指標が見やすく検索できるのでお勧めです。後者は、日経平均株価と25日騰落レシオの関係が折れ線グラフで見やすく表示されます。

 

Q3: 騰落レシオが70を切ってきたため、買い注文を入れましたが、その後、株価がさらに値下がりしてパッとしません。この数値は信用できないものなのですか?

Ans: 信用できるできないの問題ではなく、騰落レシオが70を切ったということだけで、直ちに「買い」という投資行動を取ることに問題があるのです。

騰落レシオは相場全体の強弱感の傾向を示すもので、その数値に絶対的な意味はありません。従って、70を切ったからと言って絶好の買い場到来と決めつけることはできません。他の指標も参考にして判断するようにして下さい。

 

まとめ

投資家は、毎日、自分の保有している銘柄が上がったり下がったりしていることに一喜一憂しているわけですが、時には、もう少し広い視野で相場全体を見渡すことも必要です。

全体から個別を見るとまた違った相場の方向性が見えてきます。そのために、上場している全銘柄の騰落数は良い指標となります。

全銘柄の騰落数は毎日発表されていますが、あくまでも、前日との比較の数字でしかありません。これだけでは、相場の方向性は見えてきません。

相場の方向性を見るためには、何日間かにわたる騰落銘柄数の比をパーセント表示した騰落レシオが有効ですから、あなたの“短期トレード”に活用してください。

紫垣秀明

 


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